心得


❶港内および海上では高校ヨット部の邪魔にならないよう行動してください。

❷リアスハーバー(0193-71-1120)と海上保安庁(118)を登録した携帯電話を身につけてください、

❸管理棟の利用台帳および出艇/着艇記録へ記入してください。

 セール番号欄には使用艇と代表者の携帯電話番号を記入願います。

❹出艇/着艇は艇を傷つけないように浮き桟橋を利用してください。

❺藤原埠頭の赤灯台と追切漁港を結ぶ線の内湾を協会の指定海域としています。

 宮古シーカヤック協会としての指定海域はJRCA指導員に求められる技能と指導責任、リアスハーバーのレスキュー体制

 および協会組織としての危機管理面から総合的に判断し決めています。  

 

 

 


地元関係者と共同でシーカヤックを安全に楽しんでもらうための”心得”をまとめました。

✏︎海を楽しむ皆さんの経験から得られた知見をとりいれながら、より命を守れるものにしていきたいと考えています。

✏︎意見・助言・感想などなど、体験・教室担当へお寄せください。 📩⇦クリック


 

カヤックで海へ出ようとする皆さんへ

 

どのような海域であろうと命の危険をゼロにできないのが“海”です。海にでる皆さん一人ひとりに船長としての自覚および危険をゼロに近づけるための判断と行動が求められます。長年シーカヤックを楽しみ、ときには怖い思いをしてきた私たちが、皆さんと共有していきたいことをまとめました。

漁師の生業の場でもある海で、互いに認めあえる関係(=環境)を培っていくために協力してほしい心得もあげています。

 

<自分の命を守るために>

◉セルフレスキューの技能を確実なものにしておく。

◉どのような危険があるか想像できないところへは出て行かない。

海に出る直前に天候チェックを行う。 べた凪や海が穏やかに見える“出し風”には特に注意が必要

自分の経験値だけで賭けを前提とした行動をとらない。

◉自分自身の技能と海況を秤にかけて判断し、海の変化に対応できる逃げ道を常に確保する。

    同行者の技能をあてにした行動はグループ全体を危険にさらすことになります。

    しっかりしたプロのもとで安全にスキルアップしていくことを強く推奨します。

◉ひとつの判断ミス、装備の不具合で命を失わないための備えを怠らない。

コンパス、フラッグ、パドルリーシュ、スペアパドル、パドルフロート、ビルジポンプ&スポンジ、トゥーライン

ライフジャケット、防水ケースに入れた携帯電話、ホイッスルを必ず身につける

・海水温に適した衣類を選択する。

◉カヤック、ライフジャケットに自宅電話番号など確実な連絡先を書いておく。

 

<事故の当事者にならないために>

◉事前に規制海域を把握し、航路への侵入は最小限にする。

◉港内・航路内では留まらず、かたまってすみやかに移動する。

◉相手船に気づいた時点で、迷いを与えず針路から外れる。 *右側航行原則

 オレンジ蛍光色などの何か目立つものを身につける。

水上オートバイや他船から対向してくるカヤック、前を進むカヤックが見えるのはかなり近づいてからです。

 

<地域で認められていくために>

◉港は漁業施設。準備、撤収はすみやかに行う。

◉車を停めていいか確認できないまま駐車しない。

◉ゴミは忘れずに持ち帰る。 *レジ袋ひとつでも周りのゴミを拾って帰れば好印象

◉自然な挨拶を心がける。

◉操業中の船、定置網や養殖棚などの漁業施設へは安易に近寄らない、横切らない。

◉密漁と疑われるような行為をしない。

◉車載したカヤック、ボードは看板。

 ・運転マナーを守り、なるべく地元の商店、食事処、ガソリンスタンド等を利用して経済効果をアピール。

       

呼びかけ:メサ/ジオトレイル/シーズン/宮古シーカヤック協会/日出島パドリングクラブ 

*2019.7.7作成